寝起きの口臭

起床(きしょう)時(じ)(寝起き(ねおき))は、口臭(こうしゅう)の原因(げんいん)の一つ(ひとつ)であると考え(かんがえ)られています。睡眠中(すいみんちゅう)は、体(からだ)の中(なか)の水分(すいぶん)が奪われ(うばわれ)ます。この時(このとき)に体(からだ)からだけではなく、口内(こうない)の水分(すいぶん)も奪われ(うばわれ)ます。必然的(ひつぜんてき)に唾液(だえき)の分泌量(ぶんぴつりょう)が不足(ふそく)し、その結果(けっか)として口臭(こうしゅう)の原因(げんいん)となってしまいます。特に(とくに)“いびき”や就寝中(しゅうしんちゅう)も“口呼吸(くちこきゅう)”する人は(ひとは)、さらに口内(こうない)の水分(すいぶん)が奪われ(うばわれ)唾液(だえき)分泌量(ぶんぴつりょう)が減少(げんしょう)し、口臭(こうしゅう)が酷く(むごく)なる可能性(かのうせい)があります。注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。また唾液(だえき)が不足(ぶそく)するだけではなく、寝る(ねる)前の(まえの)歯磨き(はみがき)を怠る(おこたる)場合(ばあい)、あるいはちゃんと磨け(みがけ)ていない場合(ばあい)などは、食べ(たべ)カスが腐敗(ふはい)し発酵(はっこう)することにより口臭(こうしゅう)へと繋がる(つながる)ことになります。〜起床(きしょう)時(じ)(寝起き(ねおき))の口臭(こうしゅう)を予防(よぼう)するには?〜寝起き(ねおき)(起床(きしょう))時(とき)には水分(すいぶん)補給(ほきゅう)を!・寝る(ねる)前(まえ)に丁寧(ていねい)に歯(は)を磨く(みがく)・起き(おき)たらすぐにうがい(歯みがき(はみがき))をして細菌(さいきん)を洗い流し(あらいながし)水分(すいぶん)補給(ほきゅう)を行う(おこなう)起床(きしょう)時(じ)(寝起き(ねおき))の口臭(こうしゅう)は、生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)と呼ばれ(よばれ)ています。誰(だれ)にでも起こる(おこる)ものです。大抵(たいてい)の場合(ばあい)、うがいや歯みがき(はみがき)、朝食(ちょうしょく)や水分(すいぶん)補給(ほきゅう)により解消(かいしょう)されます。それほど気にする(きにする)必要(ひつよう)はありません。反対(はんたい)に気にし(きにし)すぎる場合(ばあい)、不眠症(ふみんしょう)にかかったり、ストレス(緊張(きんちょう))により唾液(だえき)の分泌量(ぶんぴつりょう)が抑え(おさえ)られてしまいます。●口臭(こうしゅう)の種類(しゅるい)口臭(こうしゅう)には、虫歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)、または糖尿病(とうにょうびょう)などの全身(ぜんしん)的(てき)疾患(しっかん)が原因(げんいん)で起こる(おこる)「病的(びょうてき)口臭(こうしゅう)」と食べ物(たべもの)や精神面(せいしんめん)、体調(たいちょう)などが原因(げんいん)で起こる(おこる)「生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)」に分ける(わける)ことができます。また、他人(たにん)にもハッキリと感じとる(かんじとる)ことができる口臭(こうしゅう)「他(ほか)臭(におい)症(しょう)」と実際(じっさい)には臭っ(におっ)ていないのに口臭(こうしゅう)がしていると思い込ん(おもいこん)でしまう「自(じ)臭(におい)症(しょう)」があります。●口臭(こうしゅう)の種類(しゅるい)一覧(いちらん)(1)口臭(こうしゅう)の種類(しゅるい)口臭(こうしゅう)といってもその原因(げんいん)は人によって(ひとによって)様々(さまさま)です。歯周病(ししゅうびょう)(特に(とくに)歯槽膿漏(しそうのうろう))や虫歯(むしば)、または全身(ぜんしん)的(てき)疾患(しっかん)が原因(げんいん)で発病(はつびょう)する「病的(びょうてき)口臭(こうしゅう)」と寝起き(ねおき)時(じ)やストレス(緊張(きんちょう))、ニオイのきつい食べ物(たべもの)を食べ(たべ)た時(とき)に一時的(いちじてき)に起こる(おこる)「生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)」に分類(ぶんるい)することができます。(2)病的(びょうてき)口臭(こうしゅう)「病的(びょうてき)口臭(こうしゅう)」とは、虫歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)(特に(とくに)歯槽膿漏(しそうのうろう))などの口腔(こうくう)の病気(びょうき)や糖尿病(とうにょうびょう)などの全身(ぜんしん)的(てき)な疾患(しっかん)が原因(げんいん)で起こる(おこる)口臭(こうしゅう)のことです。しかし、口腔(こうくう)の病気(びょうき)が原因(げんいん)で起こる(おこる)ケースが圧倒的(あっとうてき)に多い(おおい)ようです。(90%以上(いじょう)が口腔(こうくう)の病気(びょうき)が原因(げんいん)だといわれています)(3)生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)「生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)」とは、病気(びょうき)(虫歯(むしば)・歯周病(ししゅうびょう))などの原因(げんいん)疾患(しっかん)はありません。その時(そのとき)の口の中(くちのなか)の状態(じょうたい)や体調(たいちょう)、そして精神(せいしん)状態(じょうたい)によって一時的(いちじてき)に起こる(おこる)口臭(こうしゅう)のことを指し(さし)ます。唾液(だえき)の分泌量(ぶんぴつりょう)が減る(へる)などして一時的(いちじてき)に起こる(おこる)口臭(こうしゅう)のことです。口腔(こうくう)や身体(しんたい)が健康状態(けんこうじょうたい)にあっても誰(だれ)にでも発生(はっせい)する口臭(こうしゅう)です。(4)自(じ)臭(におい)症(しょう)「自(じ)臭(におい)症(しょう)」とは、実際(じっさい)のところ殆ど(ほとんど)臭っ(におっ)ていないのに口臭(こうしゅう)を気にし(きにし)てしまう症状(しょうじょう)のことです。心因性(しんいんせい)口臭(こうしゅう)・口臭(こうしゅう)恐怖症(きょうふしょう)・精神的(せいしんてき)口臭(こうしゅう)とも呼ばれ(よばれ)ています。心理的(しんりてき)、精神的(せいしんてき)な原因(げんいん)が殆ど(ほとんど)です。(5)他(ほか)臭(におい)症(しょう)「他(ほか)臭(におい)症(しょう)」とは、虫歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)(特に(とくに)歯槽膿漏(しそうのうろう))などが原因(げんいん)で起こる(おこる)病的(びょうてき)口臭(こうしゅう)や寝起き(ねおき)やストレス、食べ物(たべもの)などによる一時的(いちじてき)に発生(はっせい)する生理的(せいりてき)口臭(こうしゅう)があります。様々(さまざま)な原因(げんいん)により本人(ほんにん)だけではなく、他人(たにん)にも気付か(きづか)れてしまう口臭(こうしゅう)のことです。

口臭

起床時(寝起き)は、口臭の原因の一つであると考えられています。

口臭