口臭専門外来

■「口臭(こうしゅう)専門(せんもん)」外来(がいらい)「口臭(こうしゅう)専門(せんもん)」外来(がいらい)では、口臭(こうしゅう)で悩ん(なやん)でいる患者(かんじゃ)さんを対象(たいしょう)に、口臭(こうしゅう)のない清潔(せいけつ)でさわやかな息(いき)を取り戻し(とりもどし)ていただくために、北海道大学(ほっかいどうだいがく)歯学部(しがくぶ)附属(ふぞく)病院(びょういん)各科(かくか)の専門医(せんもんい)が原因(げんいん)を究明(きゅうめい)して治療(ちりょう)を行い(おこない)ます。【対象(たいしょう)】1.口腔(こうくう)に原因(げんいん)があると考え(かんがえ)られる口臭(こうしゅう)が気になる(きになる)方(ほう)2.原因(げんいん)不明(ふめい)の口臭(こうしゅう)が気になる(きになる)方(ほう)3.口臭(こうしゅう)に関し(にかんし)て、専門家(せんもんか)による治療(ちりょう)を受け(うけ)たいと思わ(とおもわ)れる方(ほう)【診療(しんりょう)内容(ないよう)】1.問診(もんしん)1)日常(にちじょう)生活(せいかつ)状態(じょうたい)の把握(はあく)2)口内(こうない)衛生(えいせい)への関心度(かんしんど)3)その他(そのほか)2.診査(しんさ)1)むし歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)のチェック2)歯ぐき(はぐき)や舌(した)のチェック3)口臭(こうしゅう)の測定(そくてい)4)レントゲン撮影(さつえい)、唾液(だえき)の検査(けんさ) 5)その他(そのほか)3.口臭(こうしゅう)の治療(ちりょう)1)原因(げんいん)が口内(こうない)にあると診断(しんだん)された場合(ばあい)(ア)歯みがき(はみがき)指導(しどう)、歯石(しせき)の除去(じょきょ)、専門家(せんもんか)による口内(こうない)の清掃(せいそう)、(イ)むし歯(むしば)の処置(しょち)、歯周病(ししゅうびょう)の治療(ちりょう)、入れ歯(いれば)の再製作(さいせいさく)など2)原因(げんいん)が口内(こうない)以外(いがい)の全身(ぜんしん)的(てき)な要因(よういん)によると診断(しんだん)された場合(ばあい)※内科医(ないかい)、耳鼻(じび)咽喉科(いんこうか)医(い)などへ紹介(しょうかい)する。【治療費(ちりょうひ)】基本的(きほんてき)に保険(ほけん)対象(たいしょう)となる診療(しんりょう)ですが、一部(いちぶ)自費(じひ)診療(しんりょう)(例(れい).口臭(こうしゅう)の測定(そくてい)など)となります。自費(じひ)診療(しんりょう)は、国立(こくりゅう)大学(だいがく)歯学部(しがくぶ)附属(ふぞく)病院(びょういん)の料金表(りょうきんひょう)に従って(したがって)、全国(ぜんこく)一律(いちりつ)の治療費(ちりょうひ)とさせていただいております。【診療日(しんりょうび)】(診療(しんりょう)時間(じかん))毎週月(まいしゅうげつ)〜金曜日(きんようび) 午前(ごぜん)9時(じ)〜午後(ごご)4時(じ)(ただし、水曜日(すいようび)は午後(ごご)2時(じ)まで)※新患(しんかん)は随時(ずいじ)受け付け(うけつけ)ます。ただし、初診(しょしん)時(じ)に口臭(こうしゅう)検査(けんさ)に関(かん)する検査(けんさ)条件(じょうけん)を事前(じぜん)に御説明(ごせつめい)させていただきます。そのため、あらかじめ予約(よやく)されることをお奨め(おすすめ)いたします。※もし、かかりつけの先生(せんせい)の紹介状(しょうかいじょう)があれば、ご持参(ごじさん)下さい(ください)。【お問い合わせ(おといあわせ)】北海道大学(ほっかいどうだいがく)歯学部(しがくぶ)附属(ふぞく)病院(びょういん)保存(ほぞん)系(けい)歯科(しか)B診療室(しんりょうしつ)・口臭(こうしゅう)専門(せんもん)外来(がいらい)・011-716-2111 内線(ないせん)4342(午前(ごぜん)8時(じ)30分(ふん)〜午後(ごご)5時(じ))【診療(しんりょう)担当医(たんとうい)】兼平(かねひら) 孝(こう)、菅谷(すがや) 勉(つとむ)(日本(にっぽん)歯周病(ししゅうびょう)学会(がっかい)認定医(にんていい))、斎藤(さいとう) 彰(あきら)(日本(にっぽん)歯周病(ししゅうびょう)学会(がっかい)認定医(にんていい))、竹原(たけはら)順次(じゅんじ)、高橋(たかはし)大(まさる)郎(ろう)、千葉(ちば)逸朗(いつろう)(日本(にっぽん)口腔(こうくう)外科(げか)学会(がっかい)認定医(にんていい)) 他(ほか)余(よ)名(めい)●口臭(こうしゅう)に関(かん)する疑問(ぎもん)(1)朝(あさ)起き(おき)た時(とき)、お腹(おなか)がすいた時(とき)など、口臭(こうしゅう)が気になる(きになる)ことがあります。専門家(せんもんか)に診察(しんさつ)していただいた方(ほう)がよいように思え(おもえ)ます。しかし、誰(だれ)でも起床(きしょう)した時(とき)や空腹(くうふく)の時(とき)は、口臭(こうしゅう)があります。生理的(せいりてき)なものの場合(ばあい)は、気にし(きにし)ない方(ほう)がよいと考え(かんがえ)られます。ただし、口内(こうない)に問題(もんだい)(例(れい).歯みがき(はみがき)の方法(ほうほう)が悪い(わるい)、むし歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)などがある)がある場合(ばあい)がありますので、かかりつけの歯科医(しかい)の先生(せんせい)に、一度(いちど)診察(しんさつ)していただくことをお薦め(おすすめ)いたします。また、「口臭(こうしゅう)外来(がいらい)」の専門医(せんもんい)の治療(ちりょう)を受診(じゅしん)されてもかまいません。(2)最近(さいきん)になり、知人(ちじん)や家族(かぞく)から「口(くち)が臭く(くさく)なった」といわれるケースが、多く(おおく)なりました。近所(きんじょ)の歯科医(しかい)の診療(しんりょう)を受け(うけ)たところ、「確かに(たしかに)口臭(こうしゅう)はあるが、むし歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)などはない」。また、紹介(しょうかい)された胃腸科(いちょうか)や耳鼻科(じびか)でも、「異常(いじょう)なし」の診察(しんさつ)結果(けっか)でした。日常(にちじょう)生活(せいかつ)でも、毎日(まいにち)歯みがき(はみがき)は2回(かい)欠かさ(かかさ)ず行っています(おこなっています)。いったいどこに問題(もんだい)があるのかわかりません。このような場合(ばあい)、口臭(こうしゅう)の原因(げんいん)として、唾液(だえき)(つば)の分泌(ぶんぴつ)低下(ていか)が疑わしい(うたがわしい)です。唾液(だえき)が少なく(すくなく)なるにつれて、口内(こうない)において細菌(さいきん)の活動(かつどう)が活発(かっぱつ)になり、様々(さまざま)な腐敗物(ふはいぶつ)を作り出し(つくりだし)ます。これが口臭(こうしゅう)の原因(げんいん)になります。また、唾液(だえき)が少なく(すくなく)なる原因(げんいん)として、次(つぎ)のことが考え(かんがえ)られます。1)生理的(せいりてき)な原因(げんいん)として、(起床(きしょう)直後(ちょくご)、空腹時(くうふくじ)、加齢(かれい)、月経(げっけい)など)2)仕事(しごと)によるストレス(多忙(たぼう)な仕事(しごと)、緊張(きんちょう)の多い(おおい)仕事(しごと)、夜勤(やきん)の多い(おおい)仕事(しごと))3)薬(くすり)による原因(げんいん)(高血圧(こうけつあつ)や糖尿病(とうにょうびょう)など、慢性(まんせい)疾患(しっかん)の薬(くすり)の副作用(ふくさよう)として)このようなケースでは、「3)の薬(くすり)の副作用(ふくさよう)」による原因(げんいん)ではないでしょうか。最も(もっとも)可能性(かのうせい)が高い(たかい)と推察(すいさつ)されます。慢性(まんせい)疾患(しっかん)の薬(くすり)には、大なり(だいなり)小なり(しょうなり)、唾液(だえき)の分泌(ぶんぴつ)を抑える(おさえる)副作用(ふくさよう)があります。ただし、この診断(しんだん)は、あくまでも推察(すいさつ)です。口臭(こうしゅう)外来(がいらい)などの専門医(せんもんい)の診察(しんさつ)をきちんと受診(じゅしん)され、原因(げんいん)を特定(とくてい)され治療(ちりょう)を受け(うけ)られることをお勧め(おすすめ)いたします。

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■「口臭専門」外来

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